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せめて一つくらいは見ておきたい


TOKYOSCAPEが始まっている。写真はポかリン記憶舎「煙の行方」が上演されている「須佐命舎」。西陣にあるのだけど、初めて行った。京都に10年以上住んでいるけれどこういうところがあるなんて知らなかった。
 去る26日水曜日にはユニークポイント「トリガー」を見て、今日はポかリン記憶舎さんのリハーサルを見学した。どちらも京都ひいては関西ではなかなか目にしない種類の作品で、次いつ関西に来るかも分からないので、わたし自身スケジュールとお財布事情とですべて見ることができるわけではないのだけれど、なるべく見ておきたいなと思っている。
 ユニークポイント「トリガー」は認知症になった母親の介護をする男の話。その男がどんどん追いつめられていく様子が丁寧に描かれていてドキュメントを見ているかのようだった。その「ドキュメントっぽさ」に賛否が分かれるところもあるかもしれないが、堅実な構造の劇であることには違いない。
 ポかリン記憶舎「煙の行方」は日舞教室の控え室が舞台になっていて、浴衣姿の女たちがたむろっている。その上演会場がもともと劇場ではなく、けれどもよくこんなところを探し当てたなと感嘆した。自分もまちかど寸劇で劇場で無い場所が演劇の舞台になる(=劇場化)する試みをしているので興味が通じているということもあるが、とにかくいい場所を見つけられたと思った。浴衣はただの衣装ではなく、確かに役者の「和装」が明神さんの作品を語るときのキーワードになることはあるのだろうけど、単に「和装」を見せびらかすだけではなく、そこから出発した演出家の視線が空間のすみずみまで行き渡っている。開演すると、あるいはその前から(劇場に入ったときから)日常とは違う別世界がひろがっているのが分かるし、ゆっくりとそれこそ煙に包まれるようにして自分の居場所もそっちの世界の側に変わっていくような気がする。
 どちらの作品も日曜日まで。他にも4作品別の物があって、詳しくはこちら。あらすじや作家・団体のプロフィールもあるので興味をひくものがあればぜひお出かけすることをオススメします。

noartnolifenewものかき
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