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新作「農夫」公演情報
文化庁新進芸術家海外留学制度による韓国・ソウル滞在の一年を経て、帰国後初となる新作書き下ろしの舞台です。異世界の、寓話のような物語によってわたしたちが生活する日常世界を照らし出す試み。濃密な劇世界をぜひご体験ください。

[日時]2008年6月25日(水)〜29日(日) 6ステージ
    25日(水)19:30/26日(木)19:30/27日(金)19:30
    28日(土)14:00+19:30/29日(日)14:00
    ※29日のステージ終演後、アフタートークあり
[場所]アトリエ劇研(京都)

※チケット予約はこちら
[予約管理システム:シバイエンジン

下鴨車窓#4「農夫」

 知らない時代の、遠い世界の話。ある街で革命が起こった。
 それは富と権力を独占する者を排除しようとする、あくまで静かな決起のはずだった。成功したかにみえた革命はしかし新たな指導部の分裂をきっかけにほとんど暴動のようなものになってしまった。市民と市民の殺し合い。暴力の連鎖。多くの人の期待を裏切って。そして命の危険を感じた市民は街を抜け出していった。
 ある男女の四人もそうして街を離れて歩いていた。険しい岩山が続く乾燥した地域だ。彼らの体力は限界に近づき中には体調を崩す者もいたが、明るい月夜の晩にやっと農村を見つけることができた。彼らは幸運に感謝しつつ急いで村に入る。ある家の裏庭にあった穴蔵に入った。とにかくゆっくりと横になれる場所が必要だったのだ。
 翌日、農夫はいつものように食べ物を取りに行こうと穴蔵へ入って不覚にも今までに出したことのないような声で悲鳴をあげてしまった。まったく油断していたのだ。穴蔵の暗闇にうごめく影を見てのこと。誰だってきっと悲鳴をあげるだろうと彼は思った。それよりもまず彼はその影の正体を突き止め追い出さなければならない。他人の土地に勝手に入っていいはずがない。丸腰はダメだと彼は急いで家へ戻った。
 目覚めて穴蔵からでてきた姉と弟。すぐにでも農夫をやってしまおうと言う弟を姉はなだめて水汲みに行かせる。さてと姉は考える。自分たちがどうやって生き延びればいいのか、どれだけのやりとりをこの村の住人としなければならないのかと。

第6回アトリエ劇研演劇祭参加作品
京都芸術センター制作支援事業


[日時]2008年6月25日(水)〜29日(日) 6ステージ
    25日(水)19:30/26日(木)19:30/27日(金)19:30
    28日(土)14:00+19:30/29日(日)14:00
    ※29日のステージ終演後、アフタートークあり
[場所]アトリエ劇研(京都)

[脚本・演出]田辺剛
[出演]豊島由香(TARZAN GROUP)
    岩田由紀
    鈴木正悟
    辻井直幸
    柳原良平(ぬるり組合)
    清水陽子
    立木吉多
    藤本隆志

[舞台美術]川上明子(GEKKEN staff room)[照明]魚森理恵(GEKKEN staff room)[企画製作]下鴨車窓

[料金]25(水),26(木)=2,000円/27(金)〜29(日)=2,300円
 (日時指定自由席券/当日券は残席数に応じて販売)
[チケット取り扱い]下鴨車窓/アトリエ劇研

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[問合せ先]080-6180-9538(たなべ)/Web問い合わせ窓口はこちら

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演劇祭の最後を飾るのは、今回の出演団体の中で最も若い主宰者である田辺剛率いる下鴨車窓です。彼との付き合いはかれこれ10数年になるでしょうか。彼がまだ大学生の頃、京都大学の仲間と結成していた劇団の演出をしていた頃からです。たまたま私が企画していた事業に参
下鴨車窓 | 第6回アトリエ劇研演劇祭 | 2008/05/01 13:33