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下鴨車窓 新作『王様』のご案内

前作の『人魚』から一年、今年の新作はある国の城を舞台にした物語です。12月の京都公演に続き、翌年1月には初めての広島公演を行います。ご期待ください。
[日時と場所]
 <京都>2010年12月16日(木)〜23日(木祝)@アトリエ劇研
 <広島>2011年1月29日(土)〜30日(日)
     @アステールプラザ多目的スタジオ
[チケット予約](それぞれ予約フォームページに移動します)
 <京都公演>はこちら→/<広島公演>はこちら→
下鴨車窓#7『王様』[脚本・演出]田辺剛
アトリエ劇研プロデュースvol.3
京都芸術センター制作支援事業

[日時と場所]
〈京都公演〉@アトリエ劇研
 2010年12月16日(木)〜23日(木祝) 
  16日(木)19:15【A】
  17日(金)19:15【B】
  18日(土)14:00【A】/19:00【B】
  19日(日)14:00【A】※
  20日(月)19:15【B】
  21日(火)14:00【A】/19:15【B】
  22日(水)19:15【B】
  23日(木祝)14:00【A】
  ※=終演後にトークイベントがあります。
     ゲスト:山口茜(トリコ・A/劇作家・演出家)
〈広島公演〉@アステールプラザ多目的スタジオ
 2011年1月29日(土)〜30日(日)
  29日(土)19:00【B】
  30日(日)14:00【A】
 ・終演後にゲストを招いたトークイベントを行います
  ゲスト:29(土)=藤井友紀(劇作家・演出家/
黄金山アタック)
      30(日)=中村房絵(演出家/
天辺塔)
【A】=高澤理恵が出演する回/【B】=筒井加寿子が出演する回

 *出演者について、変更のお知らせはこちら→
 ・開演時間の30分前から受付をはじめ、15分前から客席へご案内いたします。
 ・受付にて整理番号券をお渡しします。前売チケットをお持ちの方とあらかじめご予約いただいた方を優先してご案内いたします。
 ・京都公演でも終演後にトークイベントを予定しています。決まり次第、このサイトなどでお知らせいたします。

[出演]
 岡嶋秀昭、河合良平、鈴木正悟、藤原大介、高澤理恵、筒井加寿子
[料金]一般=2,500円/学生(要証明書)・k-bgk会員=1,800円
 ・前売り、当日とも同料金です(京都・広島両公演とも)
 ・当日券は残席数に応じて販売いたします
 ・「k-bgk会員」とはNPO法人京都舞台芸術協会の会員を指します
[チケット予約](それぞれ予約フォームページに移動します)
 <京都公演>はこちら→/<広島公演>はこちら→
[お問合せ]アトリエ劇研 Tel=075-791-1966(10:00〜18:00)
             E-Mailはこちら
[スタッフほか]<舞台監督>西田聖☆<舞台美術>川上明子☆<照明>魚森理恵☆<音響>小早川保隆<衣裳>権田真弓<舞台監督助手>築地静香<制作>上田千尋<プロデューサー>田辺剛<主催>アトリエ劇研(特定非営利活動法人劇研)/下鴨車窓<助成>芸術文化振興基金/(社)私的録音補償金管理協会(sarah) ☆=GEKKEN staff room

不在の王と、残された城の住人たち
とある城を舞台にした寓話のような
異世界の物語

 知らない時代の、遠い世界の話。
 まだ夜が空ける前、肉屋の主人が店に出て来て呆然としたのは、倉庫にある肉がすべて食い荒らされていたからだ。犯人が誰であるかはすぐに見当がついた。最近、町で増え続けている野犬の仕業に違いない。それにしてもこれだけの肉を一晩で食い尽くしてしまうなんて……。肉屋の主人は、自分たち家族が寝ている真下でどれだけの犬が肉をむさぼっていたかを想像して身震いした。近所の者といっしょに城へ出向いて苦情を言ったのはもうずいぶん前のことになる。けれども城は何の対策も講じないまま放置してきた。
 「その結果がこのざまだ!」
 肉屋は表に出て城を見た。城はいつものように静かで、背後の空は白んでいる。もうすぐ朝だ。城の方からラッパの音が聞こえてくる。見張りの交代だろう。
 王はいったいどうしたのだ。今までこんなことはなかった。問題はすぐに解決されてきたし、だから住民は安心して暮らしていたのだ。野犬のことだけじゃない。変な病いが流行っているとかいないとか、周りの国との不穏な噂だってある。
 家から赤ん坊の泣く声が聞こえて来た。肉屋の主人は、幼い自分の娘だけは守らねばと戻っていった。

[出演者プロフィール]
岡嶋秀昭
学生時代から所属していた劇団衛星などで数多くの舞台を踏む。同劇団を退団後も京都・関西を中心にさまざまな舞台やテレビ番組などに出演している。近年は本作で共演する藤原大介らとともに落語にも取り組んでいる。主な出演作品に、演劇計画2007『生きてるものはいないのか』(作・演出=前田司郎/2007年)、壁の花団『悪霊』(作・演出=水沼健/2007年)、地点『三人姉妹』(作=A.チェーホフ/演出=三浦基/2008年)、精華小劇場製作『イキシマ breath island』(テキスト=松田正隆/演出=松本雄吉/2010年)など。下鴨車窓には初出演。

河合良平
大阪の劇団、桃園会を経て現在は自ら立ち上げたユニット、インテレ-Pを中心に活動している。また演劇だけではなく、コンテンポラリーダンスの作品にも参加している。自身が主宰するインテレ-Pの公演のほか主な出演作に、桃園会『どこかの通りを突っ走って』(作・演出=深津篤史/2000年)、京都コンテンポラリーダンスラボ「コーチングプロジェクト1」(構成・振付=ヤザキタケシ/2003年)、dracom『ハカラズモ』(作・演出=筒井潤/2008年)など。下鴨車窓には#5『書庫』(2008年)以来2回目の出演になる。

鈴木正悟
高校時代より演劇をはじめる。大学卒業後には劇作家・演出家の山口茜が代表する劇団、トリコ・Aの旗揚げに参加し、劇団として解散するまでの全作に出演した。また自身でもユニット、欄干スタイルを立ち上げて演出などをする。主な出演作に、演劇計画2007『生きてるものはいないのか』(作・演出=前田司郎/2007年)、烏丸ストロークロック『漂泊の家〜六川の兄妹』(作・演出= 柳沼昭徳/2008年)、トリコ・A『クリスチネ』(作・演出=山口茜/2010年)など。下鴨車窓には#4『農夫』(2008年)以来2回目の出演になる。

藤原大介
大学在学中より演劇をはじめる。劇団飛び道具に旗揚げから所属、代表も務める。近年は本作で共演する岡嶋秀昭らとともに落語にも取り組んでいる。主な出演作に、ニットキャップシアター『お彼岸の魚』(作・演出=ごまのはえ/2006年)、劇団八時半『そこはむかし沼だった。しろく』(作・演出=鈴江俊郎/2007年)、魚灯『静物たちの遊泳』(作・演出=山岡徳貴子/2007年)、劇団飛び道具『ヤスとヤスたちの時代』(作・演出=大内卓/2008年)、トリコ・A『クリスチネ』(作・演出=山口茜/2010年)など。下鴨車窓には初出演。

高澤理恵
東京で大学卒業後にク・ナウカ シアターカンパニーに入団し国内外の公演に参加する。同劇団の活動休止とともに京都に転居、現在は京都・関西の舞台を中心に活動している。主な出演作に、ク・ナウカ『奥州安達原』(原作=近松半二/台本・演出=宮城聰/2007年)、遊劇体『海神別荘』(作=泉鏡花/演出=キタモトマサヤ/2009年)、精華小劇場製作『イキシマ breath island』(テキスト=松田正隆/演出=松本雄吉/2010年)、SPAC『王女メデイア』(原作=エウリピデス/台本・演出=宮城聰)など。下鴨車窓には#5『書庫』(2008年)以来2回目の出演になる。

筒井加寿子
劇団衛星入団と同時に演劇活動を始め、同劇団の退団後はフリーの俳優として活動している。多様な演出家とともに演劇・ダンス等の作品制作に携わる。ルドルフを立ち上げてからは演出も手がけている。主な出演作に、トリコ・Aプロデュース『クリスチネ』(作・演出=山口茜/2010年)、マレビトの会『血の婚礼』(作=ガルシア・ロルカ/演出=松田正隆/2008年、2010年)、演劇計画2006『動物の演劇』(構成・振付・演出=山下残/作曲=野村誠/2007年)など。平成21年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。下鴨車窓には初出演。

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